昨今のカレッジ事情

注目を集めるユニークな教材とは

慶大法学部と早大商学部に現役合格した檀上慎太郎くんは、その「英単語マスター」を最大限に活用した。「難関大学入試にもバッチリ対応してますね。順番どおりに覚えるだけで、どんどん長文が読めるようになっていきました」。通学時間も有効に使えるH暗記に欠かせない「力−ド式教材」これらの基本テキストに加え、四谷学院ならではのユニークな教材として注目されるのが、カード式教材やマンガ教材である。カード式教材を手がけた予備校は、おそらく四谷学院が初めてだろう。着想の原点は、学生時代に誰もがつくった覚えのある暗記カードである。この暗記カードを、予備校側かオリジナル教材として開発することになったきっかけを、第一事業部の浜中部長はこう語る。「もともとはみんな自分でつくっていたものですよね。だけど実際には、カードをつくるだけで満足しちゃう生徒も少なくないんですよ」たしかに、暗記カードを完成しただけで「やった気」になり、肝心の「暗記」のほうがおろそかになった失敗は多くの人が体験している。「何がいちばん大事なのかがわからないから、何をカードにすればいいのかもわからない」という声もあった。そんな失敗を避けるために、ほんとうに覚えるべき重要事項だけを印刷した予備校特製の暗記カードを開発したのである。東京大学文科m類に合格した渡辺くんが言う。「僕は暗記が苦手で、まず何を覚えればいいのかがわかりませんでした。だから、これだけ覚えればいいという指針を示してくれる暗記カードはありかたかった。古文単語の場合なんか市販の単語帳だとすごく少なかったり、逆に網羅的になりすぎたりするのですが、四谷学院の暗記カードはしっかりしていました」。

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学校の勉強だけやっていてもダメ

現役生にはどうしても「少しくらい出遅れても大丈夫」「がんばれば何とかなる」「まだ間に合う」といった気持が強い。前向き、楽観的、あるいは怖いもの知らずということであり、それがよい方向に働くこともある。しかし怖いもの知らずも、下手をすればただの自信過剰で終わってしまう。「まだ大丈夫」という楽観気分が、取り返しのつかない事態を招くケースはひじょうに多い。たとえば、高1、高2の頃は「3年生になったら受験勉強を始めよう」と考え、高3の春には「部活を引退したら始めよう」と決意する。ところが、いざ部活を引退すると「夏休みからが本番だ」と思うようになり、あっという間に秋……。気がついたらどこから手をつければいいのかわからない状態で、「もう間に合わない」と焦って投げ出すようなことになってしまう。第二は、学力や知識の点でのビハインドである。多くの生徒を指導してきた経験から、浜中部長は「高卒生も現役生も、根本的な学力の点では大きな違いはない」と言う。しかし、時間的には確実に1年間の遅れがある。その分、社会科系や生物、英単語など、時間をかけて覚えた知識量が点数に反映する分野では不利になりやすい。高校の授業の進度も関係する。案外多いのが、入試の時期になっても受験範囲を終了していないケースだ。高校によっては、日本史や世界史の授業で、近現代史の範囲が終わらないまま受験を迎えてしまうことも珍しくない。そのような場合、学校の勉強だけやっていたのでは、入試においてもっとも重要な近現代史が一番の弱点になってしまう。第三に、志望校の決定と履修科目の問題がある。多くの高校では、3年次の履修科目選択を2年の秋頃に登録する。しかし、高2の時点で将来の進路を決めている生徒は少ないし、ましてや志望大学や志望学部まで決定するのはむずかしい。その結果、いざ志望校を決める段階になって、受験科目と履修科目に違いがあることに初めて気づく。
(参考サイト)
大学受験の合格体験記|四谷学院 http://www.yotsuyagakuin.com/exp/